長松等一(とういち)


 一方流(妙観派か?)の検校。天文4年(1535)年正月29日歿。

 永正16年(1519)、周防国に下向中に死亡したとされ、長松の弟子を松村福一が継承したことが座中天文事件の発端となる。 事件の後には田寺喜一が長松の弟子を継承していることから、田寺と同じ妙観派の所属であると考えられる。


《2011年7月》

検校列伝

当道