祖父坊主と坊主が2代続けて勾当だった場合は、それ以上さかのぼってたどることができないため、系統の詳細が判明しない。 『三代関』を通観すると、妙観派内にそのような断片的な系統がいくつかある。
長沢勾当・小崎勾当・奥山だい一 系
長沢 勾当 | ― | 小崎 勾当 | ― | 奥山だい一 [寛文8] |
└ | 土田くせん一 [元禄4] | |||
柴田ず一 系
柴田ず一 | ― | 高木 勾当 | ― | 横山みん一 [貞享2] | ― | 大関とう一 [元禄2] |
平井勾当・青山勾当・杉浦うが一 系
平井 勾当 | ― | 青山 勾当 | ― | 杉浦うが一 [寛保3] | ― | 青山れん一 [宝暦8] | → | 妙観派11−2 |
江沢勾当・安田勾当・豊岡そじゅん一 系
江沢 勾当 | ― | 安田 勾当 | ― | 豊岡そじゆん一 [宝暦13] |
系統不明
『三代関』に名が見られず、『表控』のみに現われている人が散見されるが、『表控』に坊主の記載を欠くため系統が判明しない。
(系統不明) | 伝永利久一 [寛延3] | |
(系統不明) | 藤枝登民一 [明和元] | |
(系統不明) | 飯塚歌之一 [明和2] | |