滝宮かん一 系
田中りう一[元和4]は徳川家康の信厚く、駿府で活躍したが、その後はこの系統は振るわなかったようである。
滝宮かん一 | ― | 村上きやう一 | ― | 田中りう一 [元和4] |
上田せう一 系
『三代関』には、種村なん一[寛文4]は寛文4年7月8日、弟子の西島ちき一[寛文4]は同年7月4日の権成と記載されているが、師匠の種村が座順上位とされている。 植山くわゑ一[元禄元]は歌人・江眠軒梅之としても知られ、のちに職検校を務めた人であるが、子息の不行跡により不座となっている。
上田せう一 | ― | 松田いん一 | ― | 種村なん一 [寛文4] | ― | 西島ちき一 [寛文4] | ||||
└ | ◎ 植山くわゑ一 [元禄元]× | ― | 茂山にう一 [正徳2] | |||||||
└ | 植原よし一 (〜ゑの一) [正徳2] | ― | 立川ねの一 [寛保3] | |||||||
└ | 谷村水一 [宝暦12] | |||||||||
└ | 下山 勾当 | ― | 植沢あ一 [享保20] | |||||||