小川勝一(かついち)


 享保8年(1723)ごろ生まれ。
 妙観派。坊主・杉谷てつ一。享保19年(1734)4月5日、惣晴。 安永3年(1774)5月6日、〆崎惣検校隠居により68代職惣検校。同4年(1775)5月21日隠居。

 『三代関』に「十二歳位で惣晴に入る」とある典型的な一夜検校である。50代の若さで職惣検校に就任したが、在任1年あまりで隠居している。


《2011年6月》

検校列伝

当道