森岡祥一(しょういち)


 一方流の検校。天文3年(1534)の「座中天文事件」当時、二老。

 座中天文事件では新座を結成、新座側の惣検校となる。 座中天文事件の後、本座の松崎天一と新座の森岡祥一の2人の惣検校が並立する状態が約2年間続いたが、森岡が先に死去したことによって解消された。 天文8年(1539)6月28日歿。


《2011年7月》

検校列伝

当道